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ブレイクトレード

このポイントを抜けたら大きく走ると言うところがありますよね。

そんなポイントを抜けたら付いていくのが ブレイクトレード です。

本当に大事なポイントを抜けたら、その後は一気に大きく動くので見た目は派手なのです。

人は派手に動くと引き込まれるので、そんな場面でのトレードがとても魅力的に感じますよね。

上手く乗れれば短時間で利益が得られるのですが、でも案外難しいトレードであるのは意外と知られてないようなのです。

初心者の方が上手くいった時ばかりに目を取られて

安易にこんなトレードに手を出すと、負けるトレードを重ねる事にもなりかねません。

やはり魅力的なブレイクトレードもきっちりとテクニカルを押さえて

狙える場面、狙ってはいけない場面を見極める力を付けるようにしてください。

 

ブレイクを狙うテクニカル

・最初に必ず各時間足のトレンド方向を知っておく

これはブレイクトレードに限らず他のトレードでも必要です。

 

・大きな流れから大きなポイントを知っておく

何度ね抵抗にあってる場所を抜けたからという理由だけで安易にトレードすると

直ぐ先に大きな抵抗ポイントがあったりするとそれは危険です。

また大きなポイント（天底など）からの反転を見て、ブレイクに付いていくなどの判断材料になります。

 

・抜け方の場面を見極める

抜けた所で直ぐに利食いや逆張りが入ってきたらそれは危険なトレードです。

その辺りの見極めもブレイクトレードには必要となってきます。

 

実際のチャートから

先週ポンド円のチャートから、金曜にわたしがトレードした場面です。

日足では長い下落相場から20日に底打ちしてようやく反転、トレンド転換をしてきました。

4時間足も同様の波で上方向トレンドです。

この状況下から考えられるトレードは大きく3つです。

・トレンドに乗って上方向のブレイクに付いていきたい

・トレンドフォロー、押し目買いを狙いたい

・大きな天井に来たら調整波を狙った逆張り

 

金曜の朝からはあまり動きが無くて、深く押し目も付ける事無くの動きでした。

大きな流れでも特に天井候補となるポイントも見当たりません。

ですのでこの状況からは上へのブレイクに付いていくだけですよね。

 

ここで1時間の短い足をチェックすると、今回はブレイクに好条件なのが見つかります。

① これまで何度も頭を押さえられていた青いMODEでしたが、前日にしっかりと抜けてきていました。

② 抜けた後には長い時間かけて横の動き（時間調整）がありました。

③ このレンジを下抜けかけるも、青MODEでしっかりサポートされました。

これだけ条件が揃えばもう、ブレイクには付いていくべきでしょう。

この日はファンダメンタルがきっかけで、このブレイクが更に効いてきましたね。

 

ここまでテクニカルを見てきて、ブレイクトレードの見るべきポイントはお分かりいただけましたか？

 

最後にもうひとつだけ重要なことです。

たとえいろんな条件が揃ったとしても、それでも先端でのエントリーは難しい

抜けた後はいったん利食いや逆張りが入ってくる ものです。

ボラが大きい時はいったんの含み損も膨らみます。

その事を頭に入れておかないと、振り回されることになります。

 

それでも果敢に飛び乗るのか、いったん抜けた後に押し目を待つのか？は

あなたの一番心地よいトレードを選んでください。

 

わたしはレンジ下限から更ける前にエントリーしてましたので、この日は良いタイミングでした。

利食いは15分足で陰線が出た次の足でとしました。263ピップの利益でした。

今回のお話ではブレイクトレードにおけるのテクニカルと状況判断。

そして先端でのエントリーには十分気を付けるという事を知ってほしいと思います。

 

 

FXトレード動画

こちらは弁財天テクニカルでのトレードを動画で解説しています。

是非参考にされてください。

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