02.23
アメリカの衰退に日本は今更「NISA(個人年金)」運用か?
日本の金融制度において、「NISA(個人年金)」は、個人が税制優遇のもとで資産運用を行うための口座制度です。株式や債券、投資信託などの金融商品を対象に、特定の範囲内での利益に対する税制優遇が提供されます。これは個人が将来の資産形成や年金に備えるために活用されます。
さて日経がいよいよ過去最高値の38975円に迫ろうとしております。
30年も経済が衰退し続ける日本でなぜ経済のバロメーターである日経市場だけが高騰しているのでしょうか。
政府が推奨するNISAなどの運用が個人レベルにまで浸透してきたのが要因でしょうか?
実際には日銀のマイナス金利政策によって、巨大なファンドが行き場を求めた結果日本市場がターゲットとなっているのに他なりません。
実態を知らずに国民はただ国が推奨するNISAなどの長期投資に乗せられているわけです。
ではそんな運用が現時点では市場の上昇に乗って有効ではあるのですが、問題は政府が言うところの20~30年などの長期投資として思っていると、それはかなり危険だと僕は考えています。
その背景には世界を覇権するアメリカの衰退があるのです。
世界経済を牽引する米国の衰退は最悪には資本主義社会の崩壊を招くシナリオです。
● 所得の不平等な拡大
● 膨らみすぎて制御不能となっている米国債
● 政治システムの崩壊
● 学生の学力低下
● アメリカの愛国心の喪失とアイデンティティの低下
米国が破綻すれば、当然日本も大打撃ですし、そうなれば30年後の老後に向けた年金運用は跡形もありません。
今こそ視点を向けるのは短期売買投資です。
この高騰トレンドに乗ったタイミングで一気に資産形成をするのを僕は一番に推奨しているのです。
現在金融市場は短期的には株価などが好調に見えるかもしれませんが、中長期的には「最後の祭り」に見えるのです。
来年2025年から2030年までが勝負か?それとも大打撃かの背中合わせの場面に来ているのでしょうね。
賢く生きていきましょう。
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