03.01
統合と分断そして共生へ
20世紀はソ連の崩壊により西側と東側の冷戦が終結し、世界はテクノロジーの進化と共に統合の時代となりました。
グローバル化はいよいよ人類が理想に向かうのかという期待を抱かせましたが、急速な変化は「欲望」を増大し、資本主義は他社から奪うという競争理念をもとに動いていきました。
そして「競争」が今日の二極化を生んだのは言うまでもありません。
机上の空論で崩壊した社会主義に勝利した資本主義は物質文化を豊かにする一方で、人の道徳や精神性を衰退させたのかもしれません。
二極化への反発は21世紀を分断の世界へと向かわせ、資本主義とは別の新しい生き方への流れが始まっています。
当然20世紀型の思考では富を得られなくなって、いつまでも思考の切り替えが出来ない人はもがくことになります。
今更後追いする人は二極化の餌食となり、富側に居た人のあがきはかつてなかったほどのエネルギーとなって人類にのしかかってきているのが今のタイミングではないでしょうか。
こういった宇宙規模の流れは、人レベルで「回避」しようとしても意味がなく、ただ「俯瞰」に徹するだけだと僕は思うのです。
大きな視点で見れば、この流れも宇宙の意思であるのだから、21世紀という変化の時代に新たな「競争」が生まれたとしても、個人レベルでそれに抗うことにどんな意味があるのでしょう。
大いなる意思が目指すところは更なる「高次」であって、人類にとっては成長と進歩であるはずです。
その過程で遭遇する「圧」である新たな競争は、今回のステージをクリアするための壁であって、ゲームに例えるなら大ボスなのでしょう。
大きな外側の誰かが意図を持って最終の壁を作り出したのなら、そこを超えた先には次のステージがあるはずです。
もう既に一部の人が気づいている様に、この壁であるラストボスの名前は「競争」です。
間違っても壁である「新たな競争」に乗ってはいけません。
それでは個人の欲望を満たすだけのものとなってしまい、大ボスに飲み込まれてステージクリアが出来ません。
世界中の預言書にある通りだとすれば、今回こそが最終ステージである可能性が高いと思われ、このタイミングに生きる僕たちにとっては非常に重要な場面に来ているのですね。
「共生」という武器を手にして、このボスを倒し次元上昇していきましょう。
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