オレンジです。
225先物が攻めのトレードであるならば、オプションは守りのトレードと言えます。
僕の場合はタイムスパンによる使い分けを主にするのですが。
スキャルからデイトレは225先物トレードを、数日持つトレードはオプションでする事が多いです。
建玉の保有期間が長くなるに伴うリスクを軽減しているのです。
そういう意味でリスク軽減にはオプションが有利なのですが、それ単体でのトレードでも225先物と比べて損失を固定できる訳です。
更にはどこまでもリスク軽減を追及していくなら、オプションの合成ポジションという戦略も無数に考えられます。
今回は オプショントレード の中でも合成ポジションの1つである「デビットスプレッド」の話をしていきたいと思います。
デビットスプレッド
ひとつ例を挙げて解説していきます。
現在の日経225先物価格が 22870円
この先も225は上昇を続けると読んで対玉を仕掛けていくとします。
上げていく方向へトレードするのだから基本的にはオプション「コール」を買っていきます。
オプション単体でのトレード
価格表を見ると22870円に最も近いのが22875コールです。
これだと少し上げればインザマネーになるので有利です。
しかし現在値が325円となっているので、もし負けた時には最大で325000円の損失になりますね。
まあどこまで行っても325000円以上の損失は無いので長期保有には225先物より絶対に有利なのですが。
やはりもう少し損失時の金額を下げたいと思った時、では23375コールはどうでしょうか?
これだと120円で買えますから、最大で120000円の損失で済むわけです。
まあこれぐらいならリスクは少ないし、利益は上げていくだけ無限大に増えていくので理想的かなと考えます。
しかしここで問題があります。
23375円は現在値22870円からは500円と少し距離があるのです。
勝率を考えれば出来るだけ現在価格に近い所を建てるのが有利には違いありません。
オプション合成ポジション
そこでオプション同士の合成ポジションを考えていきます。
22875コールを買う そして同時に23125コールを売る という合成です。
22875コールが325円(買い)、23125コールが205円(売り)ですから
(325円-205円)×1000倍=120000円(最大損失)となります。
負けても最大で120000円だから先ほどの23375コールと同じ限定損失でいけます。
そして損益分岐点は22990円まで下げることができます。
ただしここでこのポジションの問題が出てきます。
最大損益と損益分岐点の両方を下げることができるので理想的なのですが、反対に最大利益も129000円と限定になります。
この最大利益も限定されることをどう考えるかは個々のトレーダーの判断になりますが、
オプショントレードがどこまでもリスク軽減の追求が基本である限り、このデビットスプレッドは有効な戦略だと思います。
テクニカルで市場が上げていくと予想できる時、そして単体のオプションで建てるよりもっとリスクを押さえたいと思うなら
このデビットスプレットは有利な戦略となります。
さて、「225先物投資マニュアル」を作りました。
225先物トレードの優位性だけでなく、いろんな角度からこの先選ぶべき仕事を考えていきます。
自動化、ロボット化により「労働報酬型」の仕事が辛い状況になっていく現状で
賢明な方なら既に別のステージ移行も考えておられるかと思います。
そんな方への指針になるであろうという内容です。
日経225先物トレード 本日の成績
22770ショート
22750決済 6枚
22730決済 3枚
22770決済 2枚
22730ロング
22750決済 6枚
22770決済 3枚
22790決済 1枚
1枚維持中
トータル 現在 +540000円
日々のトレード結果詳細は こちらです。
毎日 ライブトレード で私たちのトレードをリアルタイムで書き込みしています。
Live Trade掲示板では トレーダーさんの書き込みも自由参加です。
一人でトレードするより仲間と一緒なら楽しいこと請け合いです。
私達と一緒に楽しくトレードしていきましょう。
参加ご希望は お問い合わせ よりお申込みください。
FXトレード動画
こちら弁財天テクニカルでのトレード動画は、オレンジがリアル・トレードや解説を行っています。
配信は不定期になります事をご了承ください。
↓ こちらから
この記事へのコメントはありません。