こんにちは!peachです♪
前回の記事 FX 負けるトレードを徹底的に排除する に続き【パート2】です。
間違った行動(トレード)
前回の記事を要約するとこのようになります。
・トレードする目的はただひとつ。お金を儲ける事
・多くのトレーダーがその目的から外れたトレードをしている
・目的から外れた行動とは?
・外れた行動を排除する方法
前回では間違った行動の代表的なものをとりあげましたが
今回は具体的なトレード場面を取り上げて見ていきたいと思います。
ブレイクの場面での間違った行動
チャートは昨日のポンド円です。
今回は重要なポイント(ライン)をブレイクする時の場面です。
こういう場面でも人は間違った行動をしてしまう事が多いのです。
状況判断では1時間足上方向トレンドの中、波(赤い波)の最も深いところまで下げてきました。
緑のラインは過去に何度もサポートされているポイント。
更に上方向波の最安値になります。
ここを下に抜ければ方向転換することになる非常に重要なポイントです。
この場面を1分足で見ていきます。
① Aでのトレード
前日の天井からここまで下げてきた。このままラインを下抜ける方に期待しての売りエントリー。
これは昨日お話しした 抜けるだろう? と言う勝手な希望だけのトレードです。
これが最もやってはいけない間違ったトレードになります。
上トレンド波の一番深いところですから、ここから反転していく可能性が高いのです。
特に初心者の方はこの だろうトレード を排除するようにしてください。
② Bでのトレード
予め構えておいてラインを抜けたら直ぐに飛び乗るトレード。
これはこのラインがどれだけ重要かを分かった上でなら有効なトレードです。
何でも安値だから抜けたから飛びついてはダマシに有ってしまいます。
このトレードの注意点は、ブレイク後に少しすると売り方の利食いが入ってきて反転するのを覚悟してください。
今回はブレイクから10ピップ下げて、そこで利食いが入り反転しています。
このトレードでは利食いが入る前にさっとスキャルピングで逃げるか
利食いの反転を我慢するのを予め決めて望んでください。
③ Cでのトレード
ダマシを回避するために十分抜けたのを待ってからエントリーする。
ここでのトレードが実は最も危険が多いのを知ってください。
確認を重視する事で実はBでのトレードよりも不利な場所でエントリーになりますよね。
今回の場合は最下部で入ってしまったら20ピップほど逆行しています。
この含み損に驚いてロスカットしてしまう。そしてその後にまた下げていって悔しい思いが残る。
こんな覚えはないでしょうか?
案外多いんですよね。こんなトレード。
このトレードも排除していきたい間違いトレードになります。
初心者トレーダーが負けてしまう原因はこの場面でのトレードが多いことを知っておきましょう。
この場面でのトレードは逆行に耐える事を予め覚悟しておいて望むことですね。
④ Dでのトレード
しっかりと抜けを確認して、その後の利食いによる戻りを待ってからのエントリー
これが一番安全なトレードかもしれません。
逆行による含み損にそんなにうろたえる事もなく位置も良いところで入れます。
このトレードの欠点は、ブレイク後にも戻ってこない場合もある事です。
最初にこのエントリーを選んだのだから、戻ってこなくても今回のトレードは諦める事が大切です。
如何でしょうか?
ブレイクを狙ったトレードの場面でも、慣れないトレーダーには危険がはらんでいます。
AからDそれぞれの場面で特徴を知っておいて、その上でどの場面を選ぶかを考えてください。
①は今直ぐに排除したいトレードです。
②のトレードはしっかりと重要なポイントを見極める力を持って臨んでください。
③では含み損に驚かされて損切をしてしまうのなら最初からこの場面でのエントリーを排除してください。
④では戻らなかった(エントリーできなかった)時は、きっぱりと諦めてください。
折角テクニカル的にはブレイク・トレードのチャンス場面なのに
含み損やだろうトレードでみすみす負けるトレードをしてしまっては
いつまでも成果の残る行動とは言えませんよね。
FXトレード動画
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