リタイヤ後も安定した収入を得て、豊かな生活を送りたい。 |
先行きの不安定な時代、こういった希望を持っている方が沢山おられるのでしょう。
そんな方たちの希望を叶えてもらう内容で記事を書いていきます。
日経225先物のトレードはしっかりとしたテクニカルを見につければ安定して稼げます。
日本を代表するデリバティブ市場225先物は、テクニカルに忠実に動くのでとてもトレードがやりやすいのです。
ここでは僕が長年続けている「デイトレード」について詳しく解説していきます。
是非あなたもトレードの考え方や技術を学んで、豊かな生活を実現してください。
一生食べ続けられるトレーダーを目指して!!
日経225先物トレードを31年間続けている僕(オレンジ)が解説します。
- 31年間日経225先物トレードで生きてきています
- 月2~4人のマンツーマンセミナーを15年来やってきています
- 海外証券会社で社内ディーラーの教育をやっています
デイトレードが最適?
トレードには大きく分けて3種類のタイムスパンがあります。
● 数日持ち続ける「スイング・トレード」
● 一日の中でトレードを完結する「デイトレード」
● 僅かの利ザヤを数秒で取りに行く「スキャルピング・トレード」
人それぞれ好みや相性は分けれますが、やはり再現性の高い長く続けられるトレードスタイルを選びたいものです。
長い期間ポジションを保有するスイング・トレードは?
大きなサイクルでトレードするスタイルなので、あまり細かいポイントに拘らないゆったりとしたトレードがお好みの方には最適です。
保有期間中は含み益の増減にストレスを感じることはあります。
世界規模の有事に遭遇した時は一気に資金を失うリスクがあります。
秒単位で売買を繰り返すスキャルピング・トレードは?
数秒でトレードを完結するのでほとんどストレスの無いスタイルと言えるでしょう。
勝つためには極端に高い勝率のシステムが必要となります。
素早い判断と注文や決済操作に慣れが必要です。
一日の中で完結するデイトレードは?
スイングやスキャルピングのデメリットを取り払ったのがデイトレードスタイルだと言えるでしょう。
一日の中でのトレンドを捕まえることで大きな利益を得ることが出来ます。
テクニカル、資金マネージメントを習得して確かな手法を確立すれば、10年20年と勝ち続けるストレスフリーなトレードが可能です。
この記事ではデイトレード・スタイルに重点を置いてストレスの無い安定した手法を確立していく方法を解説していきたいと思います。
デイトレードの優位性(魅力)
それではデイトレードが最適なスタイルである理由として優位性を見ていきます。
比較的ゆったりなトレードである
日の中の値幅を取りに行こうとする手法なのでスキャルピングの様に何度もトレードを繰り返す必要がなく程良いタイムスパンで売買できるのです。
有事のリスクが少ない
一日の中でトレードを完結するので日をまたいでの持越しによる有事のリスクが少ないのです。
何ヶ月から何年と勝ち続けてもたった1回の有事ですべてを失うという外的リスクを避けることはやはり重要です。
大きく利を伸ばせる
225先物市場はその日の中でも大きく動く場面があります。
そんな時にデイトレードスタイルの利点を生かしてポジションを伸ばしていけば十分な利益を得られるのです。
※後程、利を伸ばすための資金マネージメントの解説をいたします。
勝ち続けるトレードに必要なもの
それでは本題に入っていきます。
はっきり言いますが、教科書に載っているような、もっともらしいが、およそ必要のない理論は書きません。
また奇をてらうような成果を示すだけで、その実は机上の空論であるなどとういう手法も当然書きません。
ここでは僕が自分のためのトレードとして長年続けてきた、本当に必要な考え方や手法だけを取り上げたいと思います。
状況判断
多くのトレーダーは何らかのサインを頼りに売買をしているのですが、それだけでは「森や木を見ずに葉っぱだけでのトレード」になってしまいます。
出来る限り優位性を持ったトレードを望むのならば、パソコンの前に座っていきなりトレードするのではなく、先ずはここまでの流れを調べてそして今日この先のシナリオを立てる事から入っていきたいのです。
トレンド方向
市場が上か下かどちらの方向を向いているのかを知ることは最も重要です。
機関投資家は基本的にはトレンドフォローを主体とした売買を行います。また大きな勢力は優位性を味方に市場の方向に沿って仕掛けてきますから、現時点での市場の方向を把握すれば安定したトレードを行うことができるのです。
そして方向が正確に把握できれば、順張りで利を伸ばしていくのか、それとも反転を狙う逆張りを仕掛けるのかの判断が可能になるのです。
売買するポイント
「トレードはサポートとレジスタンスのプレイである」
大半のトレーダーは支持線で買い抵抗線で売るというトレードを繰り返しています。
エントリー、決済のポイントを知ることはトレードする上で必要不可欠です。
直近のチャートから得るべき情報は
- ダブルトップやダブルボトム
- 上昇トレンドから下降トレンドへ変わるポイント、または逆の下降から上昇へ転換するポイント
- この先大きくブレイクしていくポイント
市場の動きに合わせたトレード
デイトレードの利点を生かして相場が大きく動いたときに利を伸ばしていける戦略が必要です。
複数枚でエントリーし市場の動きに合わせて順に利食っていけばストレスの無いそして月末には高い利益となるトレードが可能です。
建玉1枚だけで毎回ベストポイントで決済するというのは奇跡のトレードです。
プロでも勝てないそんな難しいトレードなのに案外初心者の多くがやっているのかもしれません。
相場を動かしている力を見る
市場は一般トレーダーなどの参加者全員の売買で動いていると思っていますか?
決してそうではありません、動かせるだけの大きな力(資金)が仕掛けて動いているのです。
僕がトレードを始めた31年前から一貫してこの考え方は変わりません。
市場を上げたい買い方と下げようとする売り方の大きな勢力が常に戦っているのが相場だと思っています。
この考え方をもとに僕はトレード中、ずっと売り買い勢力の「力加減」を見ています。
相場は決してストキャスやMACDなどのインジケーターが動かしているのではなく、「大きな力」が仕掛けてくるから動くのだという考えです。
つまり動かす力の動向を掴めばおのずと優位性のあるトレードが出来るのです。
リアルトレードで解説
それでは実際の状況判断、リアルトレードでのポイントを解説していきましょう。
ここで解説する事は本当に基本的なテクニカルと考え方ですが、僕はこれで長年勝ち続けてきています。
それこそ奇をてらう手法は必要ない。基本に忠実にトレードを続ける事で10年20年と勝ち続ける事が出来るのです。
寄り付き前に状況判断をする
実はこの作業がトレードで最も大切な部分だと思います。
1日の成果を左右することになるので、しっかりと見ていきましょう。
60分足でここまでの流れを見ていきます。
- 中期的には①から②まで下降してきています。
- そして直近はの②のボトムで横移動していますので底打ちか?と思われる動きとなっています。
- Aは何度も抵抗しているレジスタンスですが、いよいよ上抜けて③まで上げてきました。
- トレンドは60分以下5分まで上方向となっています。
これで今日は朝から上方向、買いで攻めていくという多まかなシナリオが出来ました。
ザラ場トレード解説
次に5分足でリアルトレードを解説していきます。
寄り付きからギャップアップ(下に窓開け)でした。
ここで考えるのはいったん下げるのを待って窓埋めから買っていくのか?というところです。
しかし先ほどの状況判断から考えると
- 底打ちから上昇してきている
- 強いレジスタンスを上抜けてきた
- 60分以下トレンドは上方向
- 更にこの日は前夜のニューヨーク市場も大きく上げていた
これだけの条件が揃っているので、窓埋めを待っていたのでは上昇に取り残される可能性が高いと考えます。
初心者の頃はいつでも窓埋めを狙うと考えがちですが、その時の状況から場面を考えて判断する必要があります。
確かに窓埋めを待つ方が安全ではあるのですが、安全を求めすぎるとチャンスを逃してしまうことが多々あります。
反対へ動いたらいったんロスカットして、また入りなおせば良いという気持ちで攻めていく位がトレードには丁度良いのです。
デイトレードの強みは利を伸ばせること
資金量にもよりますが、複数枚でエントリーして伸びた時に順番に利食っていくのが効率の良いトレードスタイルです。
折角良い場所でエントリーしたのに既に利食ってしまって、その後大きく伸びていった時にもう建玉がないとしたらそれはチャンスを捕まえられないトレードとなってしまいます。
デイトレードの利点を生かすには最低3回は利食える枚数でトレードしたいものです。
- 1回目は建玉の半分を利食う
- 2回目、3回目と利食う
- 1回目利食いの後、建値の戻ってきたら残り玉は降りる
- ロスカットは基本的にマイナス30円程度で行う
順張りでトレンドに乗っていく
①の寄り付き付近でエントリー
9時の足で強く上げたので板が止まるところまで放置。
②の710円で板が止まったのを確認して1回目利食い。この時建玉の半分を利食います。
買い持ちの人達の利食いが入って720円からいったん660円まで下げました(調整局面)
その後の上昇で720を上抜けて2回目のブレイクアウト。
果敢に行くならブレイクアウトで買い乗せもあります。ただしブレイクは回数が多くなるほど伸びが小さくなるので要注意です。
今回の場合なら1回利食いで終わっています。
③の770円でまた板が止まったのを確認して2回目利食い
逆張りで反転を狙っていく
790円にいったんの天井候補ポイントがありました(ここでは説明は省きます)
780まで上げた後、2本目3本目と下げてきたので④の740円で売りエントリーです。
これまで買いが強くて上昇してきましたが、ここで売り勢力が勝ってきたのが分かります。
この時買い玉の残りをまだ持っているので両建てとなります。
そしてトレンドは上方向の中で売っているので逆張りとなります。
- 逆張りをするときは「天井候補」という大きなポイントが必要
- 反転の動きを確認したら早めの判断でエントリー
- 初期段階は反発だけで終わるのも多いので、深追いはしない
- 反発からトレンド転換まで大きく伸びた時は段階利食いでこなしていく
この時は⑤と⑥で順に利食い、その後も建値に戻らずに下げて行ったので最後の玉は大きな利益となりました。
僕の場合、毎日11時にはトレード終わりますのでリアルトレードはここまでです。
225先物の始まる8時45分から11時まで2時間の間に、大体1~2回、多くて5回ほどのトレードです。
ここまでのトレードを225ミニを使って5枚でトレードした場合 38620買い 38740売り トータル +93,000円 |
ここからは11時以後のポイントを見ていきます。
780の天井から⑥まで下げましたが、寄り付き値620に触らずにここから再上昇してきました。
深い調整完了から再上昇へと入ったわけです。
さてここからの動きが大事なのですが、
⑥から⑦までの上昇はいったんまた調整の下げとなります。
調整は上昇のために必要な動きですが、しかし⑧までは下げすぎに見えます。
⑧でギリギリ上げていけば、まだ上昇はありますが、最終確認は⑧で上げられなかったのを見たらここで売りエントリーです。
次に8時45分の足で付けた安値を割れたところも売りポイントとなります。
ただここは直ぐ下に窓埋めポイントが控えているので、あまり入りたくない場面です。
ですので更に下げていって窓埋めから下に割って来たところからウップス狙いの売りが良いでしょう。
⑩の場面では短期トレンドは下方向転換となりますので優位性は高いでしょう。
まとめ
トレードで長年続けていくためにはストレスの無いスタイルが必須です。
デイトレードでなら少ない回数でも1日の中の大きな動きを捕まえられて伸ばすことで十分な利益を狙えます。
そして本来は伸ばすというストレスを無くすために、枚数を建てて段階利食いをしていく事でプレッシャーのない楽に伸ばしていけるトレードに仕立てていけるのです。
しっかりとた状況判断でトレンド方向を探り、その日のトレードを決めることで優位性の高いトレードが可能となります。
そして更に段階利食いという工夫がより利益アップへと繋がります。
状況判断もしないでパソコンの前に座ったらいきなりトレードを始める。
しかもたった1枚でベストなエントリー、ベストなイグジットを狙う神様のトレード。
およそプロでも勝てないこんな奇跡のトレードはもう捨てませんか?
あなたも一生食べ続けられるトレーダーを目指してください。
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