オレンジです。
今日は相場で勝つための心構えというか考え方を書きたいと思います。
目標を定めたトレード
相場で勝つためにやってはいけない事。それは目標を定めてしまうという事です。
これは意外だと思われるかもしれませんが
相場の世界において目標を定めるトレードは得てして自分勝手な思い込みから来る行動なのです。
目標の種類
目標には正しいものと間違ったものが有ります。
① テクニカルで見て高値や安値、重要なサポート、レジスタンスなどに目標を定めるのは正しいトレードです。
② 1年で資金を倍にしてやろうとかといった目標は、一見良い行動の様に思えますが実は相場の世界においては危険な行為なのです。
③ 今回のトレードでは利食いを30pips取ろうという目標を持つ事。
④ 後、数pips取れば本日100pips達成などの時に、その後数pipsの目標を立てる。
これが最も危険な行為のトレードなのです。
目標を定めたトレードは、何故いけないのか?
例えば今日のトレードで後10pips稼いだら一日の目標に達するからといって、そこで無理なトレードをしてしまう。
その結果100pipsものロスカットになってしまうという実例はプロのトレーダーでも経験していることです。
自分の都合で建てた目標が優先してしまい、市場の動きを無視したトレードになってしまうのです。
人は学生の頃に「目標を決めて行動する」様に教育されてきたと思う。
また社会人になると仕事上、売り上げ目標を建てるなどは必然の常識です。
だからトレードに於いても自分で定めた目標がテクニカルよりも優先してしまう。
何故なら目標を持つのが「良い事」という意識が備わっているからなのです。
ところがこと相場の世界ではそれが裏目に出る。
良く考えれば定めた目標は自分だけの都合で合って、市場の動きとは全く関連性が無い訳です。
1年で資金を2倍にしてやろうとか、今回のトレードでは利食いを30pips取ろうとか。
相場は自分の都合通りには決して動いてくれません。
目標を定めてしまうと大事なポイントでロスカットができない
利食いを変に頑張ってしまって決済ポイントを逃してしまう。
1度負けると次のトレードで倍の利益を狙っていこう。
そうしないと目標に達しないから。
結果、ありえない場所でエントリーしてみたり。
こんなところに負けてしまう原因があるのです。
テクニカルよりも目標が優先してしまってる訳です。
目標を持ちないトレード
勝っている人を観察してみると、目標など定めず、実はただ淡々とトレードしていることに気づきます。
ただルールに従って続けるトレード。
その結果として1年後に資金が倍になっているのであって最初から目標を定めるトレードとは順序が逆なのです。
常に目標を持たないトレードだから今回のエントリーに何が何でも勝たなくては、というものがありません。
だから相場の動きに合わせた対応が柔軟に出来るのだと思います。
日々変わる相場の傾向、チャートの動きを冷静に掴めるのはこうしなければならないという縛りがないからできるのでしょう。
トレードは自分の都合に相場を合わさせようとしたら負けで
相場に自分のトレードを合わせようとする事で成果へ繋がるのですね。
FXトレード動画
金曜日のトレードを動画で解説していますので覧ください。
2回のトレードで
1回目は中期足の反発を取りにいくスキャルピング
2回目は底でのブレイク飛び乗りスキャルピング
様々なトレード場面を参考に取り入れてもらえると思います。
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