2011
12.06

20代の時にその頃スキーが好きで白馬に住んだんだ Part1

ノマド

 

昔...まだ20代の頃ですから相当昔ですが
信州の白馬村に1年半ほど住んだことがあるんですね。

その頃はスキーが好きだったんで、いっそ雪国に住んだら冬の間毎日スキーができるなんて思って
何のことは無いたったそれだけの理由で移り住んだのですね。

やっぱ昔からあほやったんですわ。

最初に土地を探して、そして家を建てたわけです。

年中雪をかぶった白馬岳が望める素晴らしい場所でした。
リゾート地として分譲された所ですから回りはペンションばかりです。

あの辺りの分譲は広くて最低でも300坪ほどの区画です。
そこで庭が広いものですから先ずは芝生を植えようと考えまして
早速、村の薄っぺらい電話帳で調べて植木屋さんに電話するわけです。

「すいません家の庭に芝生をお願いしたいのですが...」

電話に出られたのは地元の年配のおじいさんでして
「はい、分かりました直ぐに伺います」快く引き受けてくれました。

「ああ良い人そうでよかった」と思いました。

それから明日か?明日か?と待つんですが、1ヶ月たってもいっこうに来られません。

また電話するわけです。
「すいませんこの間お願いした芝生なんですけれど...」

「はい、分かりました直ぐに伺います!」心地よいお返事。

そしてまた明日か?いや明後日か?と待つわけです。

...でまた1ヶ月たっても音沙汰が無い。
どういうこっちゃ?本当に分かってるのかあのおっさん?

この辺で関西人のイラチが出てくる(いらちってなんやね)

またまた電話をするんですね。

「あのぉ、すいません芝生をお願いした者なんですけどぉ」
「わっかりましたー!直ぐに伺いますね~」

とにかく返事は気持ちのよいおっさんで、もう直ぐにでも来る様な感じなんやけど...

結局家に来られたのは最初に電話してから4ヶ月たった頃。

おいおいほんまかいな!ええ加減にしてくれよ。

都会で育った者とはあきらかに時間の感覚が違うのですね。

晴れの日は天気が良いから働かない。
雨の日は当然働かない。
そんなにあくせく働いてどうすんだぁ?

白馬連峰を望むみそら野は冬の雪と寒さの季節を省けば
他の3シーズンは最高のリゾート地です。

そんな場所で人々はあくせくすることなく暮らしています。
また信州で暮らしたいなと思う気まぐれな今日この頃...

 

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