2009
06.19

何もしない

ノマド

飛行機の1時間遅れでホテルに着いたのは夕暮れでした。 

 

ブルガリホテルに着いた最初の印象は正直たいした驚きはなかったです。

う~んこれではフォーシーズンズと変わらないなぁ。 

海を望むガゼボの配置、ヴィラ内の施設などフォーシーズンを意識してるのか、何も変わらないし新鮮味が感じられない。

 

このクラスのホテルでは今やあたりまえとなった専用バトラーのサービスも、相変わらずバリのスローペースで特にきめ細やかさも感じないし。 

ただフロントビューのインド洋はジンバランのそれと比べると、やはり雄大さと静けさではこちらの方が僕は好きですね。 

 

僕はホテルに泊まるといつも大半の時間をアウトドアリビングで過ごすのですが、夕暮れの真っ赤に染まる海や昼下がりの穏やかな海をただ何もしないでぼーっと眺めるのがこれ以上はない楽しみです。

 

旅行に行くととにかく色んなものを見て回ろう、体験しようとするのが日本人の癖だそうです。

まあ滞在時間に限りがあるのでそれもやむをえないところでしょうが、最近は出来る限り何もしないを意識しているのです。 

 

何もしないことを頑張らないとできないなんて...忙しい都会人には悲しいことですねぇ。

東南アジアへ来ると日本人はそんなに働いて本当に幸せなのか?といつも考えさせられます。 

 

ヴィラ内は黒を基調にブルガリらしいインテリア。

ここの売りはバスルームだということですが落ち着いたモダンな仕上がりになっています。

それではこのバスタブで長旅の疲れを落として、施設内にあるイタリアンレストランへ行くことにしましょう。

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