2018
04.27

長年トレーダーを続けるという事は流れ木の葉のように生きるものなのか?

言いたい放題

北野異人館の長い坂を下ると最初に生田の森に突き当たる。

ここは天照大神の妹神が祀られている神戸の縁結びの神社である。

 

更に坂を下ると今度はJR高架下を潜り抜ける。

この辺りになると北野の洋風な景色は一変して昭和の空気になるのが神戸の面白さ。

 

そして神戸大丸横のパリを思わせるカフェを横目に更に南下すると世界中のブランドが立ち並ぶ旧居留地へと入っていく。

今度は昭和から洋風レトロへタイムスリップだ。

 

次は西に折れて暫く進むと栄町オフィース街。

ここは戦前から銀行や証券会社、保険会社、そして各種の商社が集まり「東洋のウォール街」と呼ばれたほどの金融街であった。

 

震災により大半が被蓋を受け解体された今はその面影はないが、曲がりなりにも相場の世界で飯を食わせてもらっている1トレーダーとしてかつて栄華の場の名残を少し立ち止まって味わうと何とも言えない感覚を覚える。

 

さてオフィース街の昼休み時間もそろそろ終わり人通りも少なくなった頃から、さて今日のランチを楽しむ店を選び始める。

今日は少し足を延ばして港の見えるハーバーランドで遅めのランチに昼下がりのビール。

港風がほてった顔に心地よい。

もしかしたらこのひと時の為だけにトレードという仕事をしているのかもしれない(笑)

 

午前中に1、2トレードすれば大体その日の仕事は終わりと決めている。

午後にセミナーなどの仕事が入ってなければ、もうオフィースを飛び出していつものランチコースへ繰り出す。

 

午後の日もだいぶ傾いてきたので、そろそろ引き上げるとするかな。

このまま居座ると何杯目のビールかが分からなくなってきそうだ。

 

帰りには神戸の守り神「生田神社」に立ち寄りパンパン!と手を合わせるが、果たして昼間からほてった顔にご利益があるのか?

 

その後行きとは逆に長い坂を上りきって帰路につく。

 

これが午前中のトレードを終えた後のいつもの日課となっている。

 

25年前に先物トレードの世界に入り、以来お陰様で食わせてもらっています。

プロのトレーダーになれば一流企業の部長クラスの年収を1ヶ月で叩き出せるのが相場の世界です。

僕が長年そんな世界でやってきた視点から株式や先物、FXトレードの話をあまり堅苦しくならないように面白おかしく書いていければと思っています。

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