2020
08.12

京都人は夏の暑い日に必ず比叡山へ登ります(ほんまかいな)

ノマド

北、西、東の三方を山に囲まれた京都盆地。

京都の冬は底冷えと言われますが、それってどんな寒さって分かりますか?
それは足元から伝わる寒さで体の芯まで冷え込むという感じなんです。

雪景色の金閣寺とか、先斗町に振る雪とか如何にも京都らしい情景を思い浮かべるかもしれませんが、そんなもんくそ寒い冬に誰がわざわざ観光に行くんや?と京都人は思っとるはずです(笑)

あなたが冬の京都へ観光に来た時に京都の人に「まあお寒いのにご苦労はんですなぇ」とか言われたら、それは柔らかく言う京都人の「いけず」です。

 

冬は寒い代わりに夏になるとそれはもうくそ暑いんですわ(どうしようもない)

盆地であるがゆえに逃げ場の無い暑さがじっと漂っとるわけです。

風が吹かない空気が止まった状態の暑さてのを体験したいなら、ぜひとも真夏の京都に住んでみてください。

夏になると鴨川沿いに並ぶ川床はそんなそんな極暑から逃れるささやかな知恵なんでしょう。
更にもっと北へ上がって貴船まで行くとかなり涼しい川床が味わえます。

ちなみに川床ですが
鴨川では「かわゆか」、貴船では「かわどこ」といいます。

 

とにかくそんなくそ暑い京都ですから京都の人は夏になると比叡山に登ります。
何でって?それは京都には海が無いから山に登るんです(笑)

市内とは5度くらい違う山頂は風も吹いて心地よいです。

 

冬寒い、夏暑い京都盆地で一度住んでみませんか。
えっ?そんな寒い暑い言われたら住む気にならへん?

 

比叡山へは八瀬からケーブルで

次にロープウェイに乗り継いで

山頂からは京都市内が展望できます。

延暦寺でお参り

比叡山の滋賀県側のふもとの老舗「鶴木蕎麦」がいただけます。

山頂のガーデン・ミュージアム

弁財天神社のある竹生島が見えます。

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