2023
11.01

収入と幸福度は比例するのかを考えると見えてくるその先は?

言いたい放題

言うまでもなく僕の仕事は225先物トレードで日々お金を稼ぐ事です。

まあ職種は違えど誰もがお金を稼ぐために仕事しているはずですよね。

ではお金を稼ぐ目的は?と言うと、それは対価を得られるからです。
対価=幸福度と考えた場合、いったいどれくらいの額を稼げばよいのか?
更には収入額と幸福度は比例するのか?を考えていきたいと思います。

先ずは食べ物を買う、衣類を買う、住まいに掛かる費用など生きるための基本を満たすのに稼ぐ。これは第一段階です。
大体年収で300~400万程度だと思いますが、おそらくこの段階で満足できる人とそうでない人に分かれますよね。

これだけでは満たされないとしたら次に旅行をする、本を買う、趣味のものを買う、ジムに通うなど更に多くの収入が必要とされるので第二段階です。
知的好奇心を満たすことや健康にお金を費やす事で幸福度は上がります。
これが年収1000万円までの段階で収入と幸福度は比例して上がっていきます。

さてそれでは次の第三段階である年収1000万を超える場合はどうでしょうか?
年収1000万円以上あれば大体は何でも買えるし、好きにところへ旅行にも行けます。

豪邸を建てたい、ランボルギーニに乗りたい、老後を悠々自適に暮らすにはもっと稼がなくてはといった上の段階の好奇心を満たすゾーンがここであると思います。

 

さて第三段階まで行って知的好奇心が満たされたらそこで幸福度はいったんストップします。
もう何でも買えるし老後も安泰となった時に人はいったい何が幸福なのか?と考えるようになります。
幸福は?と考えだすという事は、つまりはこの段階に来たら幸福を感じなくなっているのですね。

知的好奇心はそれでもあるのだけれど、向ける矛先が分からなくなるのです。

そこでいろいろ考えます。
満たされない気持ちと闘いながら、更にこの先の次の「何か」を考え探し求めます。

本を読み、初めての風景に出向き、友人と酒を飲み、それでも答えが見つからないで。

そのうちに疲れて探求をやめてしまう人もいます。
このままでいいやと、ただ稼ぎ続ける人もいます。
もう何もしないでただ日々好きなことして暮らしていこうと、そこで稼ぐのを辞める人もいます。
段階を落とすことに恐れを感じ、このまま収入を維持しなければと働き続ける人もいます。

そうです第三段階に来た人は誰も幸福を感じないのです。

いやいや、そんなことは無いだろう、幸福に感じて稼ぎ続けている人もいるはずさと言うなら、ぜひそういう人に会わせてください。

さて、では1000万以上稼ぐのは意味がないと言ってるのではありません。

年収と幸福度が比例する1000万円に収入を留めて、それ以上稼がないように制限すれば良いと言っているのでもありません。

そこへ行かないうちから、行かないでおこうと決めてしまっては実際にそこを体験できないのです。

人に聞いたり頭で考えて、その場所を結論付けてしまうのとは違うのです。

たとえそこに幸福が無くても、たとえ次の答えが見つけにくいとしても、「そこ」に行かなくては「次の何か」が見えないのですから。

次の答えにたどり着くまで時間がかかるとしても、とにもかくにも「そこ」に立たなくては。

 

 

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