06.16
世界は本当にCO2ゼロを目指している?
ロシアは1日に200万バレルという莫大な石油を中国とインドに売っています。
多くの国がCO2ゼロ宣言をしている世界情勢などは実のところ体裁だけの宣言であって、真面目に?取り組んでいるのは日本、イギリス、ドイツくらいでしょうか。
中国の石炭火力発電設備容量は日本の20倍あり、更に今後も6倍分を建設する予定になっている。
インドもベトナムも、石炭火力発電に投資しているのですね。
米国はバイデン政権のもと表向き脱炭素を装っているが、実際には世界一の石油・ガス生産量を更に伸ばしているのです。
グローバルサウスと呼ばれる新興国アフリカ、中東、アジア、ラテンアメリカにおいては端から脱炭素宣言を無視してCO2排出を増やし続けているわけです。
これも新興国からすればもっともかと思われるわけで、先進国は発展途上でバンバンCO2排出を続けてきたくせに、我々には脱炭素を強制するは身勝手な理屈であるという考えです。
世界は地球規模の環境汚染対策なと誰も考えていないということです。
自国の経済発展が最優先なわけです。
ところでG7の国内総生産は世界の67%を占めていたのですが、2050年にはグローバルサウスが上回ると予想され、人口に至っても2050面には全世界の3分の2を占めるとされています。
さてロシアがウクライナへ侵攻から既に2年以上たちますが、当初言われていた早期終結を見ないまま、現在では北朝鮮、イラン、中国との連携を固めロシアは戦力を強めているのです。
昨年にはイスラエルとパレスチナ戦争が勃発し現在はイランとの戦争に発展。
この戦争にロシアが参入してくれば、いよいよ第三次世界大戦突入もありえるのです。
戦争は大量のエネルギーを必要とします。
それこそ生死をかけた戦いにCO2削減などのスローガンどころではなくなるわけです。
自国でのエネルギー(油)が無い日本はかつて第二次世界大戦に駆り出されることになったのですが、現在の再生エネルギーを目指す我が国がそれを成し遂げられるのかに国の未来が掛かっているのかもしれません。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。




この記事へのコメントはありません。