06.09
自衛的SDGs
僕が自然農を初めて4年になります。
今のトレードの仕事ではおそらく他のどんな職業よりも稼げるのですが、でも資本主義世界が崩壊したときにはお金は全く役に立たない?
その時は何よりも食べ物が最優先となるでしょうから、それならばせめて自分の食べる野菜は自分で作れるようになろうという思いがきっかけでした。
そして手間がかかったとしても何より安全なものを作りたいと始めたのが自然農でした。
農業全くのド素人としては最初は戸惑い、それこそ失敗の連続でしたが4年目にしてようやく少し見えてきた気がしています。
まだ一部ではあるけれど慣行農法の野菜にも負けないしっかりと成長した野菜を収穫するまでは来たのです。
さて化学肥料、農薬などを大量に使用してきた現代の工業的農業が土壌に与えた影響はもはや取り返しのつかないところまで来ております。
プラネタリーバウンダリーはそのほとんどの項目において限界を超えており、このままでは地球がもたないようです。
尚、プラネタリーバウンダリーの項目は以下となります。
気候変動
大気中の二酸化炭素(CO2)濃度の増加によって地球温暖化が進む
成層圏オゾン層の破壊
生物を紫外線から守る成層圏オゾンが、フロンなど化学物質により破壊される
海洋酸性化
大気中のCO2が海洋に溶解して海水が酸性化し、生物に悪影響を与える
生物圏の健全さ
原生林の破壊などによって、生物多様性や生態系のバランスが失われる
生物地球化学的循環
農地での肥料の過剰使用などによって、窒素やリンが環境中に多量に流出する
淡水利用
地下水や湖沼などの淡水資源が農業・工業活動のため多量に使用されて枯渇する
土地利用変化
農地や都市の拡大のため自然の生態系とその回復力が失われる
新規化学物質
プラスチック・農薬などの化学物質や放射性物質が環境中に広がり、悪影響を及ぼす
大気エアロゾルによる負荷
工業活動や火災から放出されたエアロゾルが健康被害などを引き起こす
しかしどれほど騒がれても、地球環境の変化は表面的には穏やかなので、全ての人々が危機感を持たないもが現実です。
ダボス会議でSDGsがテーマとされてもそれは世界的規模の既得権益とされるならば、本当の持続可能な社会の実現は夢物語に終わります。
権力者や大企業が目先の利益を追求し続ける限りは。
随分と悲観的な考えかもしれませんが地球規模の環境改善は、それこそ絶望的な大災害が起こった時に初めて人類全体が気付き目覚めて、その時点で真剣に取り組むのかもしれません。
その時になって痛みを伴う改革は果たして間に合うのかは疑問ですが。
今僕たちが出来ることは個人レベルで自衛を始めることです。
テクノロジーを武器に環境改善を唱える巨大企業のトップですら、南半球に避難場所を設けているのですから。
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